生命を維持するには、タンパク質・糖質・脂肪・ビタミン・ミネラル等の
5大栄養素が必要です。
直接栄養にはなりませんが6番目の栄養素と言われるようになったのが
食物繊維です。特に繊維(ダイエタリーファイバー)や葉緑素(クロロフィル)
を多く含むのがヨモギの特徴です。
ヨモギの食物繊維や葉緑素は他の緑色の植物に比べて、その効果が強力
で体内において速やかに作用するのが特徴です。
ヨモギの薬用で一番にあげられるのはクロロフィル(葉緑素)です。クロロフィル
はがん予防のほかに浄血・造血・殺菌・制菌・抹消血管の拡張作用・新陳代謝
促進・抗アレルギー作用など、実に多彩な働きをします。ヨモギのクロロフィルは
他の緑色植物に含有するものに比べ、その効果が強力で体に入って速やかに
作用する特徴を持っています。
インターフェロンとは、ウィルス(細菌より小さい病原菌)に接触した細胞から放出され
他の細胞をウィルス感染から守る作用を持った物質。
つまり、ウィルスと戦う戦士ではなく、ウィルスから身を包む強力なカプセルの役目を
します。いったんこのカプセルに包まれた細胞は天然痘・ガン・風邪などのウィルス
にも冒されることはありません。また、ウィルスと戦って残った死骸や毒素をきれいに
掃除してくれます。風邪のほとんどはウィルスによって起こります。
ヨモギを飲んで風邪を引かないと言うなら、ヨモギの葉にはウイルスの増加を抑える物質
つまりインターフェロンを増やす働きを確かめました。
ヨモギの抽出液を飲ませるとガンが小さくなるさらに、ヨモギの成分を調べインターフェロン
を増やす物質インターフェロン・インデユーサーであることを突き止めました。
その後、「ザルコーマ180」というガンをマウスに移植しヨモギの抽出液を飲ませて
ガンが小さくなる事も確かめました。